100均の観葉植物を買うときの注意点と買ったら最初にやるべきこと

100均で買った観葉植物は、買った時の鉢と土でそのまま育てることも可能ですが、しばらく育てていくと根っこや葉の調子が悪くなってくることがあります。

鉢が小さすぎて根詰まりを起こしてしまったり、用土内の肥料分が不足することで成長が止まったり葉が黄色くなることも。

植物が調子を崩す前に何をするべきなのか?まとめました。

100均観葉植物を買ってきたらまずやること

今植物が植わっている鉢の「一回りだけ大きな鉢」に植え替える

100均で売られている植物は小さな鉢に入っています。

最初は順調に成長していくのですが、ある時を境目に成長が止まったり調子を崩します。

これは小さな鉢の中で「根詰まり」が起きているからです。

なので鉢を替えるのがまず1つ目のやるべきことです。

ここでポイントなのが植物にとって十分に余裕がある鉢に植え替えるのではなく、今使っている鉢の一回り(1サイズ)だけ大きい鉢を使うということです。

植物はある程度小さな鉢でも割と生きています。もちろん上記の「根詰まり」の問題も出てくるので、狭すぎるのもよくないのですが、少しストレスがかかる環境の方が強い根が育って、健康に育つからですね。

たとえばこちらの100均で買った「ゴムの木」は茎と葉の割に鉢が小さいですが、それでも元気に育っています。

小さな鉢で育てた100均のゴムの木の画像

この鉢から植え替えるなら一回り大きい、このくらいの鉢のサイズのイメージです。(これでもちょっと大きいかも)

ゴムの木をスリット鉢に植え替える

この鉢ごとすっぽり入るぐらいのダボダボサイズの鉢だと大きすぎるといったイメージです。

一見ちょうど良いサイズに見えますが、土が多すぎると根の生育が悪くなるので、できるだけ小さすぎず、大きすぎずのサイズで育てていきます。

土の表面を削って古い土を落とし、新しい土で植え付ける

植え替える時は土の表面を削って、カリカリになってる古い土を落として起きます。

新しい鉢に植え替えて、新しい土をまわりにかけてあげます。

最後に軽く床にトントンしてあげて、空気を抜いてあげるとしっかりと株が土に固定されますよ。

買った時の用土をそのまま使っていると、コバエなどの虫が湧くことがあったり(すでに湧いていることもある)、そもそもどんな土でどんな肥料が入っているのかよくわからないので、自分で買ってきた用土に変えてあげることをおすすめします。

100均で合わせて買うと良いもの

100均の観葉植物は同じく100金の園芸資材で育てることが可能です。わざわざ園芸店に行くのも大変なので100均で揃えちゃっても大丈夫です。

・観葉植物用の土

・水はけの良い鉢(陶器鉢、スリット鉢など)

・受け皿

100均の園芸グッズは大丈夫なのか?心配になるかもしれませんが、土を始め質はまずまず高いものが多いです。100均の植物を育てるのにめちゃくちゃ質の高い園芸資材をわざわざ揃える必要もありませんので、合わせて揃えちゃいましょう。

100均観葉植物の管理方法

100均観葉植物はまだ小さい状態で売られています。

まだ株自体に体力がないので、調子を崩すと一気に悪くなる可能性があります。

・しっかり光があたる場所に置く

・直射日光をあてない

・温かい場所(20〜30℃)で管理する

・風がそよそよと通る場所に置く

・水やりは土が乾いたらたっぷりあげる

・できれば春と秋に肥料を与える

といったことを守ればそこまで枯れる心配はないと思います。

ただ最初から調子を崩している植物を買ってしまった場合は、どんなに対処しても枯れてしまうことがあります。

買う前に健康な株の見分け方を知っておくといいでしょう。

100均植物の目利きとおすすめの購入時期

100均で植物を買う前に、

・葉先が黒くなってぼろぼろになっていないか

・葉っぱが黄色くなっていないか

・葉がしおれていないか

など、植物の状態をチェックしてから購入しましょう。

植物の放っている雰囲気を見て、他の株と比べて「こっちのが元気そう!」って直感的に思ったものを選ぶのも良いと思います。

また購入時期として失敗しにくいのは春から秋5〜10月の温かい時期に買うことをおすすめします。

冬に購入すると店頭ですでに寒がっていたり、弱っている株は帰りの道中で寒がって調子を崩してがそのまま枯らしてしまうということもあります。

Follow me!

おすすめの記事