無機質用土を使うデメリット

最近Youtubeやインスタなどネットで発信している方に「無機質用土」を推奨しているところを結構見ます。

無機質用土は根っこが強健になったり、寒さに強かったり、虫が湧きにくいというメリットがあり個人的にも好きな用土です。

有名な人が紹介していると「無機質が最強なんだ!」って思い込んでしまう人もいるでしょう。

でも無機質が万能というわけでなく、初心者さんはむしろ有機質の土を使ったほうが良いと思う時まである。

特に「ズボラ管理」でも植物を元気に保ちたいという方は一旦ちょっと考え直してほしい…!

素晴らしいメリットの裏にちょっとしてデメリットもあるので、無機質のデメリットをあえてまとめていきます。

夏場は特に乾きやすい

無機質の用土は鹿沼土や軽石、パーライトなど水はけの良い用土が入っています。

無機質用土の画像

水はけがとてもよく、乾きやすいという特徴がありそれがメリットでもあります。

ただ夏場はものすごく乾きます。

つまり水やりの頻度がすごく増えちゃうのです。

どのくらい乾きやすいかといえば、我が家の環境では2日もあれば完全に乾いちゃう程度です。

特にハンギングなんか使っちゃうと、めっちゃ乾きます。笑

こちらのポトスの用土は1日もあれば完全に乾きます。

夏場はよく乾き、葉は蒸散がちになり1日水をやり忘れると葉がぐったりしてしまう。ということが結構起こります。

3〜4日家を開ける予定なんかがあると、株ごとだめになっちゃうことも。

2〜3鉢しか管理してないです。という方ならそんなに水やりは大変じゃないと思いますが、「家中の植物の用土を全部無機質にしました」みたいなことをすると夏の水やり鬼忙しくなります。

一方で有機質の土を使えば夏でも3〜5日くらいは乾かないので、水やりの頻度が減って、水のやり忘れにも敏感にならなくていいので少しズボラな管理でも大丈夫だったりしますからね。

肥料をこまめに添加しないといけない

無機質用土は土自体に肥料分がないので、液肥などで補ってあげる必要があります。

まあ緩効性肥料を置いておけば幾く分かは楽なのですが、鉢の分だけ肥料の管理が必要になってきます。

肥料入りの有機用土使えば、あんまり肥料添加に気を遣わず水やりだけ忘れずして半分放置みたいな管理ですくすく育っていきます。

「常に、毎日、植物と戯れる時間と余裕がある」という場合は無機質すごくおすすめなのですが、管理の手間が増えるのが嫌だ!という場合は有機質の土でも全然良いと思いますよ。

虫が湧くのが嫌だという場合も、今は虫が湧きにくい有機質の土も販売されていますので、そういう使えば良いと思います。

僕自身、無機質の土は「手間がかかる」部分が面白いし、植物と向き合う時間が増えて嬉しいので愛用していますが、「できるだけ楽に管理したい」という方は有機質の方が良いですよーってお話でした。

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