水槽をリセットした時や、トリミングした時にでる水草の切れ端。
私は捨てられない性格だからかなんかそのまま捨てちゃうのってもったいなく感じてしまいます。
「今後使うかもしれないし…!」って思っちゃうんですよね。
ただ水草だけのために水槽を立ち上げて回しておくのもスペース的に大変ですし、維持費もかかってきます。
そういう時にやってるのが水草の「水上管理」です。
この記事では水草の水上管理をどうしているのかをご紹介できたらと思います。
水上管理している水草
ルドヴィジア
キューバパールグラス
パールグラス
ウォーターマッシュルーム
水草を水上で増やすメリット
大きな水槽を立ち上げることなく、小さなスペースで水上葉を育てていけば、たくさん増やせますし使いたい時に使えます。
また水槽を立ち上げるたびに水草を購入しているとそれだけで結構な金額になっちゃいますよね。
だったら空いてるスペース活用して好きな時に使えるように育てておくのもひとつの手です。
窓際で管理しておけばLEDライトなども必要ありませんしね。
水草の水上管理に必要なもの
・蓋付きのタッパー、ケース
・園芸用土(肥料入りピートモスおすすめ)
・お水適量
タッパーやケースはフタがなければラップでフタをすればOKです。
園芸用土は肥料入りのピートモス(サカタのタネさんから出ているジフィー系)がおすすめですが、野菜用でも花用でも育ちます。
水草を水上管理する手順
1,まずタッパーに園芸用土を入れます。
2,土を水で湿らせる
ぎゅっと握った時に、水がじゅわっと染み出すか、染み出さないかくらいの水加減です。
(泥団子が作れるくらいの固さ)
3,水草を細かく切って蒔く
ロタラ、ルドヴィジアなどは茎と茎の間の節ごとにカットして、ぱらぱら満遍なく撒きます
キューバパールグラスはある程度のかたまりごとに植え付けます(植栽する時と同じ感じ)
ウォーターマッシュルームなどもそのまま植え付けておけば増殖します。
この時乾燥させすぎないように、水草は霧吹きをしたり、早く作業を終えましょう。
4,乾燥しないようにフタをして明るい場所で放置しておく
あとは放置しておけば、うまく環境が作れていたら増えていきますよ。
熱帯の水草は寒さには弱いので、冬はできるだけ温かい場所で養生してあげましょう。
水上葉化した水草を使う時
使う時は水草を取り出して植え付ければ良いのですが、水上葉化した葉は一度水中で溶けて、水中に適応した新しい葉が生えてきます。
すべて溶けてなくなってしまっても焦らず、新しい葉が出てくるのを待ちましょう。