カラテアマコヤナの夏枯れ対策としおれた時の対処法

カラテアマコヤナは、美しい葉模様と独特の色合いで観葉植物として人気を集めています。

しかし、美しさを保つためには、特に夏場における適切なケアが欠かせません。

高温多湿の日本の夏は、カラテアにとって過酷な環境となりやすく、枯れやすくなることが知られています。

この記事では、カラテアの夏枯れを防ぐための対策と、しおれた時の具体的な対処法について詳しく解説します。

これらのポイントを押さえることで、カラテアを健康的に育て、美しい葉を長く楽しむことができるでしょう。

カラテアマコヤナの特徴

カラテア・マコヤナの画像

カラテアの多くは南米の熱帯地域を原産としています。「マコヤナ」も熱帯アメリカ地域に分布しています。

人が葉っぱに筆で書いたような、ユニークな模様が面白いですよね。

しかも葉っぱはプラスチックか!?って触り心地でぺらぺら。

熱帯植物ならではの面白い模様と出で立ちが人気のカラテアですが、自生地はが南米の熱帯雨林ということもあい、湿度が高く、明るい間接光が差し込む環境が大好きです。

この環境を家庭で再現することが、カラテアを元気に育てるポイントです。

ただ特別何か対策が必要かと言われればそうではなく、他の観葉植物と直射日光を避け、湿度を高く保つ、葉水をしてあげるという基本の管理ができていれば大丈夫です。

 

具体的には、

・温度は20度から25度の間

・直射日光ではなく明るい日陰で管理(間接光を当てる)

・冬場は10度以下にならないように管理する

・風がそよそよとあたる環境を作る

といったことができていたら育てるのはそこまで難しくありません。

 

ただカラテアマコヤナはぺらぺらな「葉」が結構デリケートな植物で、ちょっとの刺激で大きく調子を崩してしまうことがあるので、そこだけ気をつけたいです。

どのくらいデリケートかというと、冬場にちょっと他の植物の葉水をしていたら、少し霧吹きがマコヤナにもかかってしまいました。

するとたった1日で葉が全部傷んでしまった。という経験があります。

そんなちょっとだけデリケートなカラテア・マコヤナはどう管理すればいいのでしょうか?

特に多いのが「夏に枯らしてしまう」という問題。

カラテアマコヤナが夏枯れする原因は?

夏枯れしてしまったカラテア・マコヤナ

暑すぎる環境になってしまっている

高温多湿は好きなのですが、日本の「暑すぎる夏」には完全に対応できなかったりします。

窓際のばっちり日差しが当たる場所ではなく、多少光は減ってしまうかもしれないけど、少し離れた涼しい日陰で管理するほうが美しく保てます。

根腐れしてしまっている

夏は用土がすぐに乾いてしまいます。その分水を上げる頻度が増えるのですが、風通しの悪い場所においてあると暑さで蒸れてしまいます。これが根腐れに繋がり、カラテアの葉から調子を崩していき葉が枯れて次々と落ちていきます。

逆に乾燥させすぎてもすぐに葉が悪くなるので、特に無機質の用土を使っている方は夏の管理はこまめなむずやりが必要です。

肥料を与えてしまった

カラテアが夏バテしているときに肥料をやってしまうと、すぐに影響を葉にあらわれます。

枯れ込んできたり、丸いベージュ色の斑点が一気にでてくるのでわかりやすいです。

夏場は肥料を与えずに、乾いたら水をあげるという管理方法がおすすめです。

カラテアマコヤナがしおれた時の対処方法と復活させた方法

カラテアマコヤナがしおれてしまった時はもう諦めてしまった方がいいのか?

諦める前に一度見て欲しいのが「新しい葉が出ているか?」ということです。

写真のように枯れたマコヤナの脇から新しい葉が出ていますよね。

新葉が出ていたらまだ復活できます。

枯れていく葉っぱは「新葉にエネルギーを注ぐため自分は退場します」という状態です。

なぜ枯れてしまったのか?原因を考察して、環境を整えてあげれば新葉は大きくなります。

上記したマコヤナにとって適切な環境を整えて、肥料などは与えず水だけで管理していきましょう。

もちろんここからさらに乾燥させてしまったり、肥料を与えて根に刺激を与えてしまうと新葉も枯れることがありますので注意が必要です。

カラテアマコヤナが元気がない時にやってしまいがちなやってはいけないこと

もちろんここからさらに乾燥させてしまったり、肥料を与えて根に刺激を与えてしまうと新葉も枯れることがありますので注意が必要です。

カラテアが元気がないときにやりがちなことは、過剰な水やりや肥料の与えて復活させようとしてしまうこと。

これは逆に根腐れや肥料焼けを引き起こし、植物をさらに弱らせる原因となりますのでやらない方が良いです。

また、環境を頻繁に変えることもストレスを与える原因になります。

特に、日光の当たり具合や湿度、温度を急激に変えることは避けるべきです。落ち着いた環境で、適切な管理を続けることが大切です。

Follow me!

おすすめの記事